2013年2月8日金曜日

サッカー国際親善試合 スコラリ新監督は初陣飾れず

サッカーの国際親善試合が6日に各地で行われ、ブラジル代表はロンドンのウェンブリー競技場でイングランド代表に1―2で敗れた。2014年ワールドカップ(W杯)の開催国であるブラジルは、フェリペ・スコラリ新監督(通称フェリポン)の初陣を白星で飾ることができなかった。7日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

約1年ぶりの代表復帰となるロナウジーニョは、ブラジル代表として100試合の出場をスタメン起用で果たしたが、PKを失敗して先制点のチャンスをつぶすなど精彩を欠いたため、前半終了時に交代された。

FWルーニーのゴールで先制されたブラジルは、後半から投入されたFWフレッジが強烈な左足シュートを決めて同点としたが、守備の乱れからMFランパードに決勝点を奪われて敗戦した。ブラジルがイングランドに敗れたのは、1990年に行われた国際親善試合以来23年ぶり。

スコラリ監督が代表監督就任後の初戦を落としたのは今回が3回目。初めてブラジル代表の指揮を執った01年にウルグアイに0―1で敗戦したほか、03年にはポルトガル代表監督に就任した後の初戦でイタリアに敗れている。

6月に開幕するコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)を控え、ブラジル代表は国際親善試合4試合で調整を行うことになる。次戦は3月21日のイタリア戦の予定。

なお、同日に開催された他の国際親善試合では、ドイツがフランスに2―1で逆転勝ちした。また、スペイン対ウルグアイは3―1、アルゼンチン対スウェーデンは3―2、オランダ対イタリアは1―1、ポルトガル対エクアドルは2―3、クロアチア対韓国は4―0だった。

Fonte: サンパウロ新聞