2013年2月18日月曜日

コンフェデ杯のチケット 伯国対日本の開幕戦は完売

国際サッカー連盟(FIFA)は15日、コンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)の第2次一般チケット販売を開始した。しかし、ブラジリア市で行われる開幕戦のブラジル対日本と、バイア州サルバドール市で行われるブラジル対イタリアのチケットは既に完売したという。14日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。

国内販売枠として販売されたカテゴリー1~4のチケット34万1000枚がすべて売り切れたほか、スポンサー枠の5万1473枚と大会参加チーム枠の1万6184枚が販売済みとなっている。なお、各スタジアムの特別席チケット9734枚分の販売についても交渉が進められている。

国内販売枠チケット購入者のうち98%はブラジル国内の居住者だったが、多くのサッカーファンが同一試合のチケットを複数求めたため、FIFAは人気の高い試合のチケットを抽選で販売した。約40万人の希望者に対し、約21万枚のチケットが抽選で販売されたとみられる。

なお、FIFAの公式サイト(www.fifa.com)では、リオ市のマラカナン競技場で開催される決勝チケットの第2次販売を14日午後9時から開始している。さらにセアラー州フォルタレーザ市で行われるブラジル対メキシコ戦のチケット販売も行われており、同サイト上で約83万枚のチケットが販売される。

一方、FIFAの発表によると身体障害者向けチケットは918枚しか販売されておらず、もし売れ残った場合は4月15日から一般向けに販売するとしている。

コンフェデ杯はブラジリア、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ、フォルタレーザ、ペルナンブコ州レシフェ、リオ、サルバドールの6都市で6月15~30日に開催される。しかし、スタジアムの準備が整っているのはベロ・オリゾンテ市のミネイロン競技場とフォルタレーザ市のカステロン競技場のみで、FIFAは同大会の開催に向けて準備を急ぐようブラジル側に強く要求している。

2013年2月16日付
Fonte: サンパウロ新聞