2013年3月2日土曜日

観戦客わずか4人 コリンチャンスが勝利

サッカー・リベルタドーレス杯(南米選手権)グループリーグ第2節のコリンチャンス対ミジョナリオス(コロンビア)が2月27日にサンパウロ市内のパカエンブー競技場で開催され、コリンチャンスが2―0で勝利した。28日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

ボリビアで20日に行われたサン・ホセとの一戦で、コリンチャンスサポーター席から飛ばされたとみられるロケット花火によってボリビア人の14歳少年が死亡した事件を受け、南米サッカー連盟(Conmebol)はコリンチャンスに対して同大会のホームゲームを無観客試合で行うよう命じていた。

スタジアム外には約50人のコリンチアーノが集まったが、そのうち事前に裁判所から入場許可を得ていた4人が唯一の観戦客となった。ほかにも2人のサポーターが裁判所による入場許可を得ていたが、コリンチャンス側の要請により観戦を見送ったとみられる。

なお、同大会におけるコリンチャンスのアウェーゲームについては、ホームチームのサポーターのみ入場が認められ、コリンチャンスのサポーターにはチケット販売も禁じられる。

Fonte: サンパウロ新聞

2013年2月26日火曜日

南米サッカー連盟が処分 コリンチャンスは無観客試合に

ボリビアで20日に行われたサッカー・リベルタドーレス杯(南米選手権)のサン・ホセ対コリンチャンスの試合中に14歳サポーターの少年が死亡した事件を受け、南米サッカー連盟(Conmebol)はコリンチャンスに対して同大会のホームゲームを無観客試合で行うよう命じた。21日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

サン・ホセの応援に来ていたケビン・エスパーダ君(14)は、コリンチャンスサポーター席から飛ばされたとみられるロケット花火が目に直撃し、スタジアム内の救急治療室に搬送されたが死亡が確認された。

コリンチャンスは、同大会のホームゲームのチケット8万2500枚を既に販売しており、「今回の処分がサポーターの権利を奪うことになる」として控訴の構えを示している。

Fonte: サンパウロ新聞

2013年2月20日水曜日

リベルタドーレス優勝チームとその国別一覧


トヨタカップ・世界クラブ選手権の切符をかけて戦うリベルタドーレスカップの歴代優勝チームの一覧です。

* Cameao(優勝チーム)、Vice-Campeao(準優勝チーム)、一番下は優勝チームの国別。




Fonte: globoesporte.com





2013年2月18日月曜日

コンフェデ杯のチケット 伯国対日本の開幕戦は完売

国際サッカー連盟(FIFA)は15日、コンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)の第2次一般チケット販売を開始した。しかし、ブラジリア市で行われる開幕戦のブラジル対日本と、バイア州サルバドール市で行われるブラジル対イタリアのチケットは既に完売したという。14日付フォーリャ紙(ウェブ版)が報じた。

国内販売枠として販売されたカテゴリー1~4のチケット34万1000枚がすべて売り切れたほか、スポンサー枠の5万1473枚と大会参加チーム枠の1万6184枚が販売済みとなっている。なお、各スタジアムの特別席チケット9734枚分の販売についても交渉が進められている。

国内販売枠チケット購入者のうち98%はブラジル国内の居住者だったが、多くのサッカーファンが同一試合のチケットを複数求めたため、FIFAは人気の高い試合のチケットを抽選で販売した。約40万人の希望者に対し、約21万枚のチケットが抽選で販売されたとみられる。

なお、FIFAの公式サイト(www.fifa.com)では、リオ市のマラカナン競技場で開催される決勝チケットの第2次販売を14日午後9時から開始している。さらにセアラー州フォルタレーザ市で行われるブラジル対メキシコ戦のチケット販売も行われており、同サイト上で約83万枚のチケットが販売される。

一方、FIFAの発表によると身体障害者向けチケットは918枚しか販売されておらず、もし売れ残った場合は4月15日から一般向けに販売するとしている。

コンフェデ杯はブラジリア、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ、フォルタレーザ、ペルナンブコ州レシフェ、リオ、サルバドールの6都市で6月15~30日に開催される。しかし、スタジアムの準備が整っているのはベロ・オリゾンテ市のミネイロン競技場とフォルタレーザ市のカステロン競技場のみで、FIFAは同大会の開催に向けて準備を急ぐようブラジル側に強く要求している。

2013年2月16日付
Fonte: サンパウロ新聞

2013年2月8日金曜日

サッカー国際親善試合 スコラリ新監督は初陣飾れず

サッカーの国際親善試合が6日に各地で行われ、ブラジル代表はロンドンのウェンブリー競技場でイングランド代表に1―2で敗れた。2014年ワールドカップ(W杯)の開催国であるブラジルは、フェリペ・スコラリ新監督(通称フェリポン)の初陣を白星で飾ることができなかった。7日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

約1年ぶりの代表復帰となるロナウジーニョは、ブラジル代表として100試合の出場をスタメン起用で果たしたが、PKを失敗して先制点のチャンスをつぶすなど精彩を欠いたため、前半終了時に交代された。

FWルーニーのゴールで先制されたブラジルは、後半から投入されたFWフレッジが強烈な左足シュートを決めて同点としたが、守備の乱れからMFランパードに決勝点を奪われて敗戦した。ブラジルがイングランドに敗れたのは、1990年に行われた国際親善試合以来23年ぶり。

スコラリ監督が代表監督就任後の初戦を落としたのは今回が3回目。初めてブラジル代表の指揮を執った01年にウルグアイに0―1で敗戦したほか、03年にはポルトガル代表監督に就任した後の初戦でイタリアに敗れている。

6月に開幕するコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)を控え、ブラジル代表は国際親善試合4試合で調整を行うことになる。次戦は3月21日のイタリア戦の予定。

なお、同日に開催された他の国際親善試合では、ドイツがフランスに2―1で逆転勝ちした。また、スペイン対ウルグアイは3―1、アルゼンチン対スウェーデンは3―2、オランダ対イタリアは1―1、ポルトガル対エクアドルは2―3、クロアチア対韓国は4―0だった。

Fonte: サンパウロ新聞

2013年1月30日水曜日

コリンチャンスは31位 世界のクラブ収入ランキング

                            



 英コンサルタント企業のデロイト社が2012年度のサッカークラブ収入ランキングを公表し、コリンチャンスの総収入は9410万ユーロで欧州諸国のサッカークラブ以外では最も高額だったことが分かった。24日付エスタード紙(ウェブ版)が報じた。

 このデータは世界のサッカークラブの決算書に基づくもので、8年連続で首位に輝いたレアル・マドリード(スペイン)は史上初めて5億ユーロの大台を突破し、総収入は5億1260万ユーロとなった。2位は4年連続でバルセロナ(同)となり、3位がマンチェスター・ユナイテッド(英国)、4位にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と続いた。上位20クラブを国別で比較すると英国が7クラブで最多となっており、それに続きイタリアの5クラブ、ドイツの4クラブ、スペインとフランスが2クラブずつとなっている。

 コリンチャンスは世界31位で、ガラタサライ(トルコ)、ベンフィカ(ポルトガル)、アヤックス(オランダ)、サンダーランド(英国)などの強豪クラブには一歩及ばなかった。

 なお、昨年末に日本で開催されたクラブワールドカップ(W杯)決勝でコリンチャンスに敗れたチェルシー(英国)は5位に位置し、コリンチャンスの3倍以上の総収入を獲得している。

 デロイト社は、ブラジル経済の発展がコリンチャンスの広告収入や放映権料の増加に貢献したことを強調している。また、サンパウロとフラメンゴの両クラブも、収入ランキングの50位以内に入っている。

 さらにデロイト社は、14年と18年のW杯開催国であるブラジルとロシアでは多額の投資が行われることについて触れ、「この2カ国は欧州の5大リーグに匹敵するだけの強力な土台を潜在的に有しているため、数年内にトップ20入りを果たすクラブが現れるだろう」と分析している。

Fonte: サンパウロ新聞

2013年1月24日木曜日

スコラリ新監督が招集 ロナウジーニョらが代表復帰

 サッカー伯国代表のフェリペ・スコラリ新監督(通称フェリポン)は22日、英国のウェンブリースタジアムで2月6日に行われる国際親善試合イングランド戦に招集するメンバーを発表した。同日付フォーリャ、エスタード両紙(ウェブ版)が報じた。

 スコラリ監督の初陣ということで注目が集まったが、ネイマール(サントス)、フッキ(ゼニト、ロシア)らの豪華FW陣のほか、GKジュリオ・セザール(QPR、英国)とMFロナウジーニョ(アトレチコ・ミネイロ)の代表復帰やエルナネス(ラツィオ、イタリア)ら若手選手の招集など、これまでとは異なる新生セレソンが始動した。

 ただし、スコラリ監督は記者会見の席上で、「まだ選手のテストも行っていないので、過去のセレソンと比較することはできない」と語っている。
 




Fonte:サンパウロ新聞