2012年12月28日金曜日

アレシャンドレ・パトが、コリンチャンス移籍へ現実味

 ACミランのブラジル代表FWパト(23)が、クラブW杯で優勝したばかりのブラジル1部コリンチャンスへ移籍する見通しとなった。  ガゼッタ・デロ・スポルト紙が27日付で報じた。コリンチャンスは移籍金として1500万ユーロ(約16億5000万円)をオファー。ブラジルを訪問しているACミランのガリアーニ副会長が承諾したという。正式サインは来年1月初めに行われるという。

Fonte: nikkansports.com

2012年12月20日木曜日

コリンチャンスが世界一 聖市内も熱狂の渦に

 サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)の決勝が16日に横浜市の日産スタジアムで行われ、南米代表のコリンチャンスが欧州代表のチェルシー(イングランド)に1―0で勝利し、2000年の世界クラブ選手権以来2度目の優勝を果たした。南米代表の同大会制覇は、06年のインテルナシオナル以来6年ぶり。また聖市内では、コリンチャンスの優勝を喜ぶ熱狂的サポーターらの叫び声や花火が終日にわたり鳴り響いた。17日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

 日本のスタジアムでは禁止されている発煙筒が何本もたかれ、コリンチアーノらによる大合唱がスタンドを埋め尽くす――。日産スタジアムは、あたかも伯国のパカエンブー競技場のような雰囲気に包まれた。日本の報道によると、伯国から遠征した1万人以上のサポーターに加え、在日ブラジル人らを含めた合計3万人以上のコリンチャンスサポーターが選手たちに熱い声援を送ったと伝えられている。

 試合は、序盤からボールを支配したチェルシーが再三にわたり得点チャンスを演出したが、コリンチャンスGKのカッシオが好セーブを連発してチームメートを鼓舞した。

 そして歓喜の瞬間は後半24分。素早いパス回しからチェルシーDF陣の一瞬の守備の乱れをついてMFダニーロがシュート。一度は相手に阻まれたものの、こぼれ球をFWゲレロがヘディングで相手ゴールに押し込んだ。ゲレロは同大会2得点目で、結果的に2戦連続の決勝弾となった。

 クラブ世界一に輝いたコリンチャンスは優勝賞金500万ドル(約4億2000万円)を獲得し、最優秀選手には2試合を無得点に抑えたカッシオが選ばれた。また3位決定戦では、北中米カリブ海代表のモンテレイ(メキシコ)が、アフリカ代表のアルアハリ(エジプト)に2―0で勝利した。なお同大会は、来年はモロッコで開催される。

◆狂乱の宴
 決勝当日の聖市内は、普段の日曜の午前とは異なりコリンチャンス一色に染まった。聖市ボン・レチーロ区にあるコリンチャンスサポーター団体「ガビオンエス・ダ・フィエル(Gavioes da Fiel)」本部では約6000人のサポーターが決勝を観戦。コリンチャンスが先制点を奪った際には会場全体がサポーターらの雄たけびで大きく揺れた。

 また、現在建設中のイタケロン競技場にもコリンチアーノら約1500人が侵入し、観客席やピッチ上を占拠する騒ぎに発展した。さらに、パウリスタ大通りには優勝を祝うコリンチアーノらが大勢集結したため、交通工学公社(CET)が同大通りを一時通行止めにして混乱の抑制にあたった。

Fonte: サンパウロ新聞

2012年12月19日水曜日

ユベントスと契約を解除したルシオがサンパウロへ移籍

 ユベントスと契約を解除したルシオが、その翌日の12月18日にコパ・スルアメリカナを優勝したサンパウロと2年契約を交わしたとフォーリャ紙が報じた。18日にサンパウロ入りしたルシオは、空港から直接トレーニングセンターのあるバハフンダへ直行した。

 ルシオは10以上のクラブからオファーを受けていた。ブラジル国内では、クルゼイロ、ボタフォゴ、インテルナショナルが移籍先として名乗りを上げていた。

 2002年にW杯日韓大会で優勝し、2010年の南アフリカ大会では首相を務めるなど実績として申し分がなく、ベテランの経験が来期のサンパウロに生かされるか注目される。

 19日に、サンパウロの本拠地のモルンビで正式に発表される予定となっている。

 

2012年12月18日火曜日

オスカル、チェルシーの“やる気問題”に反論

 16日のサッカー、クラブワールドカップ決勝で敗れた欧州王者・チェルシー(イングランド)のルーカス・ピアソン(18)が、「ブラジル人選手しかやる気がなかった」とチームメートを非難。これを受けて、クラブの同僚でブラジル代表のオスカル(21)が「勝利への努力が足りなかったとは思えない」と反論した。17日に英スカイスポーツが伝えた。
 
 チェルシーは南米王者・コリンチャンス(ブラジル)に0-1で敗戦。出番がなかったブラジル人FWピアソンは試合後、「ブラジル人選手しかやる気がなかった」「本気だったのはダビド・ルイスとラミレスだけ」などと話し、同僚に不満をぶちまけた。
 
 これに対し、オスカルが「負けるときもある」と反論。「一発勝負の大一番をどう戦うか、我々は学ぶ必要がある」とチームの課題を挙げたが、「努力が足りなかったとは思えない」とブラジルメディアに語ったという。
 
 オスカルは「チェルシーはこのタイトルを欲していたし、この日のためにたくさんの練習を積んできた。でもコリンチャンスが上手かった」と勝者へ賛辞。「我々はあまりチャンスを作れなかった。相手キーパーは好セーブをみせたし、得点機を逃さなかった」と試合を振り返った。

Fonte: sanspo.com

2012年12月11日火曜日

ロビーニョ「サントスなら合意するのは簡単」

 ブラジル復帰をうわさされるACミランFWロビーニョが、古巣サントスと個人面の条件で合意するのは簡単だと話している。だが同選手は、ACミランともめるつもりはないとも強調した。  
 古巣サントスやフラメンゴへの移籍が以前からうわさされているロビーニョ。ACミランは同選手を放出する考えはないとしているが、去就には依然として注目が集まっている。ロビーニョはブラジル『グローボエスポルチ』で、次のように話した。

 「僕にはサントスとの歴史がある。だから、僕と合意するのは難しくないだろう。あのクラブに対する僕の愛は永遠なんだ。でも、関心を抱くクラブはほかにもあり、ACミランと話している。僕はプロフェッショナルだ。何が僕にとってベストかを見てみよう」
 
 「ACミランは僕を売りたくないと思っている。僕も、僕に扉を開けて可能性を与えてくれたクラブとケンカするつもりはまったくない」

Fonte:Goal.com

2012年12月9日日曜日

ブラジル、W杯で治安強化 試合会場で観客50人に警官1人

 ブラジル政府は5日、2014年に主催するサッカーのワールドカップ(W杯)本大会に備え、9億ドル(約738億円)を投じ治安維持部門を強化すると発表した。

 試合会場では観客50人当たりに警官1人を、試合を実況中継する巨大スクリーンなどが設置される公の場所には80人当たり警官1人を配置する計画。歴史上、最も治安が保たれるスポーツ祭典の1つにすると意気込んでいる。

 14年大会に向け国際サッカー連盟(FIFA)は主要都市サンパウロなどブラジルの都市での犯罪発生率の増加やインフラ施設の整備の遅れなどに懸念を示していた。

 FIFAのジェローム・バルク事務局長は昨年、ホテルや交通手段の確保で改善がみられないと批判してブラジル内で批判を招き、謝罪に追い込まれていた。ただ、先月も対策は講じられているものの問題は依然として存在するとし、特にサンパウロ市での犯罪増加への危惧(きぐ)を表明していた。

 ブラジルのアルド・レベロ・スポーツ相は治安維持の向上への取り組みは実施されていると強調。サンパウロ州政府は連邦政府の支援を受け、治安対策を導入したと主張した。治安対策では10年にバンクーバーで冬季五輪を主催したカナダから助言を得ているという。

 同国のW杯招致組織は大会に備え治安関連予算を拡大。ハイテク車両やヘリコプター、監視機器導入などに9億ドルを充てる。インフラ整備には計150億ドルを支出する。ブラジルでのW杯開催は1950年以来となる。同国のリオデジャネイロでは2016年に夏季五輪も行われる。

Fonte: CNN.co.jp

2012年12月6日木曜日

コリンチャンス日本へ 空港に熱狂的サポーター集結

 サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)の開幕を6日に控え、南米代表として同大会に出場するコリンチャンスの選手団が4日未明、日本に向けて出発した。しかしグアルーリョス国際空港には見送りに訪れた1万5000人以上の熱狂的サポーターが集まり、軍警察官との間で激しい衝突を招いた。4日付フォーリャ、エスタード両紙が報じた。

 この騒動により、少なくともコリンチアーノ4人が逮捕された。警察の機動隊は催涙ガスやゴム弾を使用して事態の沈静化を図ったが、サポーターらは石やビール瓶を投げつけて応戦したとみられる。さらに暴徒と化した一部サポーターが、駐車場の自動車や空港内の監視カメラなどを破壊しており、日本に大挙するコリンチアーノの無作法が早くも懸念されている。

 コリンチャンスの選手らはドバイ経由で日本に到着し、12日に豊田スタジアムで開催される初戦(シードのため対戦相手は未定)に向けて調整を進めることになる。

 なお、クラブW杯では来年度の新ユニホームが一足早くお披露目となり、胸ロゴには11月19日に契約を締結したばかりの「CAIXA(カイシャ、連邦貯蓄銀行)」のロゴが入ることになる。同銀行との契約額は年間3000万レアルで、伯国クラブの中では最高額となっている。

Fonte: サンパウロ新聞